令和2年7月豪雨により、日田市の天ヶ瀬温泉街は中心を流れる玖珠川が氾濫。シンボルである赤い吊り橋が破壊され、鉄橋が流されるなど、温泉街は甚大な被害を受けました。そんな中、被災直後に地域住民が立ち上げた「あまみら(天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト」は炊き出しや防犯対策で地域住民を支え、観光地として復興していくために賑わい作りの取組みを継続しています。川と共にあった温泉街での豪雨被害、災害時の住民の避難状況、地域の復興に向けた取り組みを学ぶツアーです。
■「令和2年7月豪雨」天ヶ瀬温泉復興スタディツアー
コース:桜滝駐車場→JR天ケ瀬駅→天ヶ瀬温泉街→川沿いの露天風呂→天ヶ瀬温泉成天閣→座学(豪雨被害状況、当日の避難状況、復興に向けた取り組みなど)
内容:被災状況体験町歩き(60分)+座学(60分)
料金:ガイド1名につき44,000円(参加者1~40名まで対応可、別途座学会場費(応相談)
申込:0973-22-2036(日田市観光協会)
「(一社)あまみら」の思い
令和2年7月の九州豪雨で、大分県日田市の温泉街「天ヶ瀬温泉」は14箇所の旅館のうち、8箇所が被災しました。 川沿いの露天風呂にも土砂が溜まり、ポンプが壊れ、温泉街の中心に位置し、温泉街の真ん中を流れる玖珠川の真上を通っていた吊り橋も壊れてしまいました。 しかし、私たちは天ヶ瀬温泉を「被災した温泉街」にせず、まずは、被災地の1日でも早い復旧復興。 そして新たな天ヶ瀬温泉となるようなブランディング・観光振興事業を実施するため立ち上がりました。